太らないで!!!(つい食べ過ぎてしまう妊婦でした)

妊娠中の私の大敵!
それは、
食欲でした。
食べつわりの私は、
お腹がすくと気持ちが悪くなるので、食べてばかり。
普通のつわりの人たちは、体重が減るのに、
私は増えてばかり。
昔は、妊娠中はお腹の赤ちゃんの分も食べろと
いわれていましたが、
それは思うように栄養が取れなかった時代の話。
今は、太りすぎると妊娠中毒症の恐れがあるので、
よくないとされている様です。

妊娠して、何キロ太っていいかという数値は、
産院によって少し異なる様ですが、
うちの産院の先生は、プラス8キロまで。と断言。
おまけに、私は前回のお産が帝王切開。
今回普通分娩を望んでいるので、
体重はかなり厳しくチェックされていました。
お母さんが太りすぎると、
産道(赤ちゃんが生まれるときに通るとこ)に脂肪がついて、
赤ちゃんが生まれてくるのを妨げるし、
お母さんが太るという事は、赤ちゃんも太ると言う事で、
タダでさえ、帝王切開して筋肉に傷をつけている私は、
陣痛がおきにくいので、
難産になってしまうかもしれないから。

気をつけていたんですよ。
私なりに。
でも、7ヶ月の時には、
プラス8キロを超えてしまいました。
出産まで最低でも後2ヶ月はある。
おまけに妊娠後半は、
食欲増進の時期。(私はずっと食欲あるけど)
母子手帳に押される「カロリー制限」の印鑑。
はぁ。
「お願いだから、これ以上太らないで。」
先生に懇願されてしまいました。
10キロ以上太ったら、絶対ダメ!と、
強く言われてしまいました。
それなのに、8ヶ月目には、
後数グラムでプラス10キロ。
先生にため息をつかれるし、
私自身も落ちこむ始末。
でも、その後はどうにか、
プラス10キロのラインを超える事なく、
臨月に入りました。

でも、私が、妊娠中悩まされたのは、
食欲がありすぎる事による、体重増加のみ。
体重増加に伴う、妊娠中毒症にはなりませんでした。
診察の時に、尿蛋白・尿糖の数値をはかるのですが、
全く問題なし。
むくみも出ない。
血圧良好。
そういえば血液中の鉄分の数値をはかった時、
看護婦さんに
「まぁ。妊娠中は、鉄分が不足するのに、
妊娠してない女の人よりも鉄分の数値が高いわ。」
な〜んて言われたし。
双子の妊娠中も、
「体重が増えすぎてるけど、後は素晴らしいね。」
なんて言われたなぁ。

ようするに、健康体。
貧血なんて、なったためしがないし。
それで、高校の時の部活の監督に、
「金太郎」なんてあだ名をつけられるほど。
(眼の下を指で引っ張った時に見えるとこが白っぽいと、
貧血気味だと言う話を、監督と友達が話してたので、
「わたしはぁ?」と見せに行くと、
「お前が貧血なわけないだろ!
金太郎みたいに健康だ。《なんでそこで金太郎かは、謎》」
と言われ、
それから私のあだ名は、金太郎になりました。
先輩や監督からは「キン」と呼ばれ、
後輩からは「きんちゃん先輩」と呼ばれてた。)
私は、そのもって生まれた健康体で、
妊娠中毒症を逃れる事ができましたとさ。

はぁ、健康体でよかった。
って、あれ?
太りすぎて困ったって言う話を書こうとしていたのに。
ま、いっか。(爆)