もうすぐ産まれるよ。その時!(ハル君、喘息で入院。予定日4日前)

11月に入り、予定日も近くなってきました。
上の二人を預かってもらう保育園もどうにか決まり、
後は赤ちゃんがおなかから出て来るのを待つだけ!
実家から私の母にきてもらって、準備は整った!
予定日までに陣痛がくれば、
普通に産めるぞ!と気合充分だった私に
思いもかけない事が!!!

ハル君が風邪をひいてしまいました。
上の2人はホントによく病気をする子達だったので、
気にもとめてなかったのです。
それがだんだん喉のあたりから
ヒュ〜ヒュ〜聞こえはじめて、
コリャやばい!と、朝一番で病院へ。
はじめて吸入をしてもらいました。
とりあえず様子を見るという事で、
家につれて帰ったのですが、
お昼寝の後泣いて起きたハル君は、
喉から聞こえるヒュ〜ヒュ〜音が
かなり大きくなっていて、
見るからに苦しそうでした。
病院に電話して、様子を伝えると、
「すぐきてください」とのこと。
臨月なのも忘れて、ハル君を抱っこし、
急いで車を運転して病院に向かいました。

診てくれた先生は、渋い顔をして、
「とりあえずもう一度吸入をしよう」
と言いました。
吸入が終わった後、もう一度診てもらいましたが、
吸入をしても、
喉から聞こえる音がほとんど変わらないと言う事で、
なんと入院!!!
予定日まで後4日!
でも入院は最低でも10日と言われました。

その日、家に帰ることなく、そのまま病院に入院でした。
手の甲に点滴の針を刺され、
むちゃくちゃに機嫌の悪いハル君でしたが、
環境の変化よりも、
苦しかったゼーゼーが少しおさまってホッとしたのか、
すぐに眠ってしまいました。
とりあえずの入院道具と、
食べるものは持ってきてもらったので、
一人で薄暗い病室で、
冷たくなったおでんを食べました。
先生の診断は、やはり喘息。
少し落ちこみました。
でも、とりあえず、運が良かったのは、
私の母が、予定よりも早く手伝いに来てくれていた事。
ホントはもう少し後にくる予定だったのに、
慣れるのに時間がかかるかもと言う事で、
早く来てくれていたのです。
私とダンナだけだったら、
ハル君を病院に連れて行くのも
遅くなっていたかもしれません。
それから、押し迫ってはいるけど、
生まれる前だった事。
産まれていたら、付き添い入院も出来なかったでしょうから。

ハル君入院4日目。つまり、予定日です。
母と、付き添いを変わってもらって、
産婦人科に行きました。
お腹の張りを調べましたが、
ほとんど張ってない!!!
超音波で診ても、赤ちゃんが下におりてきていない・・・
予定日までお腹が張らなかったら、帝王切開です。
と言われていた通り、
明日の午後入院してもらって、
明後日手術しましょうと言われました。

その日の夜は、
ハル君の入院している病院のベットで添い寝しながら、
産まれてこ〜い、
産まれてこ〜い・・・と念じていましたが、
気持ちは通じず、
何事もないまま翌朝になってしまいました。
朝の検診で先生が、
「状態もかなり良くなってきているので、
早めに退院できるかも。」
と言ってくれました。
少しホッとしながら、
母とバトンタッチして、産婦人科へ向かいました。

私が出産の為入院。
母はハル君の付き添い。
ダンナは夜仕事なので、
夜は、妹たちが手伝いにきてくれていました。
ちょうど、中休みだった短大生の妹と、
保育士の妹が家から仕事に通ってくれました。

ハル君、大丈夫かな?
お母さんは、大丈夫かな?
ハル君に泣かれて困ってないかな?
ユウ君は大丈夫かな?
ここ数日ほとんど会ってないなぁ。
そんなことを考えながら、
産婦人科の病院のベットで眠りについた私でありました。